アニマルヘルパー講義紹介シリーズ~介護動物の看護ケアPart3~

介護動物の看護ケアPart3:
『老い』を知れば、動物たちに必要なことが見えてくる!

前回は「講義ではどのようなことを学ぶのか?」についてお話ししました。
前回お話しした通り、介護を行うためには様々な知識や技術が必要になるのですが、この知識や技術は「実際に介護動物のケアを行う時のみに役に立つ」ものではありません。
実は「最終的にどんなケアが必要になるか?」を学ぶことは、もしもの時に動物たちがストレスなく介護を受け入れることができるような事前準備の知識も同時に学んだことになるのです。

わかりにくいですね^^
人の場合で考えてみましょう。
人の介護では多くの場合、介護を受ける人は「自分は固いものが食べられないから、柔らかくしてくれているんだ」など
「なぜ」介護者がそんなことをするのか?を理解して受け入れることができますよね。

では、動物たちはどうでしょうか?
何らかの病気になったとして、治療のために毎日、病院に行く必要性を理解してくれるでしょうか?
いつも食べていたドライフードをふやかされている理由はわかっているでしょうか?
それを納得して受け入れて病院に行ったり、柔らかいご飯を食べてくれたりするでしょうか…

動物たちにとって、一番のストレスは「いつもと違うこと」なのです。
病気になったから、ケガをしたから、高齢になったから…
「いつもと違う」ことをされるとストレスを感じ、別の病気になったり、状態が悪化したりするのです。
だからこそ、「最終的に必要になるケア」を知って、実際にケアを受けなければならないとなったときにスムーズにケアを受け入れることができるように飼主さまにお話をして、動物たちに練習を促すこともアニマルヘルパーの大切な役割になります。

今は元気いっぱいでも、病院に足しげく通う日が来るかもしれません。
今はドライフードだけを食べていても、いずれは顎が弱くなって柔らかいフードしか食べられなくなるかもしれません。
今は散歩で排泄していても、足腰が弱くなっていつもの排泄場所に行けなくなるかもしれません。
そんなときのために、お散歩ついでに動物病院に通う、今のうちからウエットフードを食べる、家の中で排泄する…こんなことが提案できるのも、「最終的にどんなケアが必要になるか?」を知っているからこそできることなのです。

今までにたくさんの動物たちと暮らしてきた飼主さまであれば、わかることかもしれませんが、多くの方が初めて動物とともに暮らし、初めての介護に困惑されている現状があります。
「こんなはずじゃなかった…」「こんなに大変だとは思わなかった…」
これは実際に飼主さまから聞いた言葉です。
様々なことを知っているアニマルヘルパーだからこそ、より充実した動物たちと飼主さまの生活のためにできるアドバイスがあります。

アニマルヘルパー ・・素敵な仕事ですね!

次回は「なぜ、アニマルヘルパーに『介護動物のケア』が必要なのか?」についてお伝えします。

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