アニマルヘルパー講義紹介シリーズ~なぜ、アニマルヘルパーに心肺蘇生の知識や技術が必要なのか?~

Part3:何の役に立つの? なぜ心肺蘇生の知識や技術が必要なの?

前回までに「心肺蘇生とは?」「実際の講義では何を行うのか?」についてのお話をしました。
今回は、「なぜ、アニマルヘルパーに心肺蘇生の知識や技術が必要なのか?」についてお話していきたいと思います。

「え?もしもの時のためじゃないの?」そう!!その通りです!!

私たちアニマルヘルパーがケアする動物たちの中には重病を抱えた動物や高齢の動物もいます。
こういった動物たちは健康な動物よりも命の危機に瀕しやすい傾向にありますし、飼主さまもそこが不安だから、アニマルヘルパーに「お願いしたい」と思われます。
また、健康な子であっても、いつ何時何が起こるかわかりません。
「多く予想されることはもちろん、起こらないかもしれないことにも備える」これがアニマルヘルパーの神髄です。
飼主さまに代わって動物たちの安全安心を守るアニマルヘルパーには、こういった危機管理能力も必要なのです。
もちろん、心肺蘇生が必要な状態にならないよう、ケアを行う際の確認事項や注意点、状況観察などはしっかりと行います。
「心肺蘇生」の知識や技術は使わないに越したことはありません。
しかし、それでも何かあったときに「慌ててしまって何もできませんでした」では、厳しいようですがアニマルヘルパーとして失格なのです。

では、なぜ「心肺蘇生の知識や技術を身につけること」が「危機管理能力の向上」につながるのでしょうか?
それは、最悪の事態を考える習慣が身につくからです。
通常、ヒトは起こってほしくないことを意識的に考えることはしません。
「大切なこの子が死んでしまったら…」といったことを常に考えることは「不吉なこと」のように思うからです。
しかし、起こってほしくなくても起こってしまう時はあります。
こんな時、何も準備をしていなければ、動けるはずがないのです。
最悪の事態を考え、それに対応できるように知識や技術を身につけ、繰り返し練習を行うからこそ、体は動くのです。

また、この「最悪の事態」は、アニマルヘルパーが動物のそばにいない時にも起こる可能性があります。
そんな時、飼主さまは一番にどこに連絡するでしょうか?動物病院?そういう場合もあるかもしれませんが、私の経験上は、一番近くでいつもその子のお世話をしているアニマルヘルパーに連絡してこられることが多いです。
このような場合には飼主さまの気持ちにも配慮しつつ、遠隔で正しい方法を伝えられるようになっておかなくてはなりません。
「自分でできることはもちろん、飼主さまへ心肺蘇生の方法を伝えられるようになっておかなくてはならない」のです。

「心肺蘇生の知識や技術を学ぶ」ということは、ただ単に「自分ができるようになる」だけではなく、同時に「危機的状況を身近に感じ、備える」能力が身につくということです。

繰り返しの練習が必要な項目ですが、自信をもって行動できるようになれるよう、サポートします。

もしもの時にきちんと対応できてこそ、「アニマルヘルパー」です。
さあ、心肺蘇生を学んで、より飼主さまと動物たちの「より充実した幸せな生活」に貢献できるアニマルヘルパーを目指しましょう(^_^)v

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